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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 8thLIVE 「Twelw@ve」Day1、「≡君彩≡」がカバーした「プラリネ」があまりに最高だったという話をする

どうも、ご無沙汰しております。

ざぎです。

年末からはや1ヶ月半。LIGHTSから学んだことを生かしながら、行動してみようと、絵をまた描き始めたりと自分はいろいろやっていますが、なかなかうまくいかず悶々としていたりします。

 

さて、今回は、ミリオンライブ8thに両日参戦してきたのですが、とんでもなく最高だったのでその感想、特に≡君彩≡について話をします!絞らないと無限に長くなって、書くのをやめちゃうので許してください。

ミリオン知らない人にも通じるように話をしているので、よかったら見ていってね。

 

まず、自分をTwitter等で見ている方はバンドリ現場時々アルゴナ現場というイメージを持っているかもしれないけど、実はミリオンも行き始めました。

とはいえ初現地は半年前の7thRe。まだまだ新参者と言っていいレベル。

ハマるきっかけはテイルズ曲を聞きたくて行ったバンナムフェスで、そこから2~3年かけてゆっくりと曲を覚えていった。

知っている声優も多かったことや、友人に脚つかまれて引きずり込まれたこともあり、あれよあれよという間にハマっていた。

 

そんなミリオン、その魅力はなんなのかというと、オリメンという概念であると自分は考えている。

ミリオンは現在39+13=52名のアイドルがいて、そのメンバー内で自由にいろんなユニットが組まれて曲が歌われている。

だから、バンドリのポピパ、ロゼリアの様に固定のメンツ5人でずっとやるという様ではなく、曲によってメンバーが全然変わってくるという形式だ。

そして、曲に対してオリジナルメンバー――通称オリメンが存在するが、ミリオンライブではオリメン以外でも曲を平気でやる。あたりまえの様に。

時には同じライブの日に参加しているオリメンがいるのに、そのオリメンなしで曲をやるということもあった。正直、バンドリばっかりの自分にとっては衝撃的すぎた。

ただ、だからこそ逆にオリメンが揃うと特別感が出たり、オリメンが居ないからこそ別の側面が顔をのぞかせたり、純粋にいろんな曲のハードルが低く色んなところでやってくれたり、セトリが予想が超高難度ながらもいろいろ考えるのが面白かったりと良い面ばかりで、これがミリオンにハマらせたのだと思う。

とまあ、こんなコンテンツだという事がわかると、この記事を少しでも深く理解できると思うので、ぜひ頭の片隅に置いておいてもらいたい。

 

では、本題に行こう。

異例の全体曲無しの花咲夜から始まり、ミラソニ、TIntMe、シェリチェリと各ユニットが登壇し、ついに自分がだいすきな≡君彩≡の出番となった。

このTwelw@veというライブは、Million Theater Wave、通称MTWというCDのシリーズの12ユニットが中心となっているライブで、MTWの中では≡君彩≡が自分は一番すきだった。

≡君彩≡はこれで「きみどり」と読む。メンバーはKey.所恵美(CV 藤井ゆきよ)、DJ 松田亜利沙(CV 村川梨衣)、Gt.矢吹可奈(CV木戸衣吹)の3人で、バンド系ユニットとなっている。

特にReTaleという曲が本当にすきで、この日はこれを一番楽しみにしていたといっても過言ではない。

 

 

曲が始まり早々にまずイントロに何か違和感を覚えた。ギターが収録の音ではないのだ。ギターだけじゃない、ピアノもDJも生。生演奏はバンドリ現場だらけの自分にとっては日常に等しいけれど、ミリオンで生演奏はその特別感が滅茶苦茶アガる。

≡君彩≡自体、キャラ自身が音楽を弾いたから、演者が弾くんじゃないかとかすかに期待はしていたけど、流石に難しかったかバックバンドを引き連れての登場だった。

そんな≡君彩≡の姿に、アーカイブに音は乗っていないけれど、会場は間違いなくざわついていた。

ゆきよはいろんなところで他の女のために泣いていたせいで、推しになったのだけれど(4th参照)も、もう今回のカッコいい衣裳を着てさらにビジュアル完成されてて、最高だった。高音もこなせる上に重く響かせられるのがReTaleとのマッチ度が高すぎた。「高く飛べる」でトびかけた。

りえしょんはただひたすら高音域の暴力が強すぎる。自分は女性の高音が滅茶苦茶好きなんだけど、りえしょんのReTaleはあまりにも刺さり過ぎた。ビブラートが聞いたどこまでも伸びるような声が本当に綺麗で素晴らしい。正直CDよりも生の方が力強くて何度もアーカイブをリピートしている。「世界を知りたいな、ah」の部分だけで死ねる。

木戸ちゃん。ブレない力強さが魅力的すぎる。真っすぐに貫くような力強い視線とともに会場に響く高く力強い真っすぐな声が会場を支配している。矢吹可奈を心に宿しすぎている。

このReTaleに関して、すきな曲を生でやってくれたという事のうれしさ、歌の力強さ、それだけで少し涙を流してた。

現地の喜びというのはここに尽きる。本当にコロナ禍でもやってくれてよかったよ……

それとアーカイブ見て気付いたけど、サビの「不器用な恋と君と明日を見つめ続けたいんだ」の「見つめ続けたいんだ」で目に指先を向けるのが滅茶苦茶すきなんだよなぁ……

「二人の指先があれば」の指先が目に向かうシーンのゆきよがカッコよすぎる。

本当にすき。これからもやってほしいと思う。

 

そして次……

の曲の前に、一旦ストップ。

まあここまではある意味予想通りみたいなものだった。最高すぎて泣いてはいたけど。

やると思った曲で泣くのはよくあることだ。

ただ、次の曲。これだけはもう完全にダメだった。

本当に、終わってもそのまま泣き続けてしまうくらいだった。

 

プラリネ。

 

7thから参加した自分にとっては神話の一説に等しい曲。

プラリネ自体というか3rdのプラリネからアイルという流れが、ゲッサンミリオンという漫画の13話と14話のタイトルと同じ流れになっており、この曲達は伝説の様になっている。

それもあるが、プラリネは自分の推し、あいみんのキャラであるジュリアのソロ曲である。

まあ簡単に言ってしまえば自分のミリオンの一番の推しであるあいみんの歌をだいすきな≡君彩≡が歌ってくれたのが滅茶苦茶嬉しかったのである。

ただそんな単純な話でもない。

オリメンの話を覚えているだろうか。

ソロ曲なのでオリメンと言っていいのか微妙だが、オリメンは勿論ジュリアである。その曲を≡君彩≡が歌うという事にはとても大きな意味がある。

ジュリアはReTaleのストーリーで矢吹可奈の師匠として出てきて、可奈の背中を押してくれるような存在である。

正直ジュリアなしで≡君彩≡は存在しなかったかもしれない。そんなジュリアの曲を≡君彩≡がアレンジを加えて披露したのだ。

エモすぎる。巨大感情に近い。このプラリネを歌っているときは間違いなく4人で歌っていた。ジュリアが後ろにいるようだった。それに加えて、会場のブレードは赤と黄緑で満たされていて、本当にジュリアがそこにいた。

もうこれらのことで、涙が全く止まらなくなった。ずっと泣きながらブレードも振り回していた。

それだけでもう、この世の幸せの中心にいるようだった。

 

折角なのでアーカイブを見て気付いた点も多かったから、頭から何がエモいか全部話していこうと思う。

ReTale終了後、聞き覚えのないイントロが流れた。

7thのランタンを置くだけの曲みたいだと思い、これまでの経験でギターやピアノのアピールタイムかと思って気を緩ませていた。そんな時に聞き覚えのある「ah-ah-」が聞こえて後ろの椅子に倒れそうになった。

いやTIntMeがDear…やったからおかしくないけれど、それとこれではあまりにも衝撃の大きさが違い過ぎる。

会場のマイクは拾ってないがReTale以上に会場がざわついていた。というか自分は声を出しちゃっていたと思う。覚えてないが。

何度も聞いたプラリネが流れ出して、嫌でも体が動き、脳みそが衝撃から段々と立ち直り始め、思考がジュリアと≡君彩≡を繋げて……そうして気付いたら、歌いだす前にはもう泣いていた。そこからもう泣きながら全力でブレードを振っていた記憶しかない。

イントロからこの≡君彩≡のプラリネは完成されている。ギターがベースで組み立てられているプラリネに対して、それを崩さず、寄り添うようにピアノが伴って、≡君彩≡の曲だと誰もが分かるように魅せていて本当に完成されている。

ギターソロもジュリアとは違う。矢吹可奈のギターソロだった。間違いなく≡君彩≡のプラリネだ。

そしてメロディだけではない。歌詞とのマッチ度が本当に凄まじい。

とくに矢吹可奈

後戻り出来ないくらい遠くまで来たんだ もう
あなたからもらったなにもかも道しるべにしてきたよ

ジュリアが歌うのと意味が違って見えるのがわかるだろうか?

ジュリアにとっての『あなた』は多分Pのことだろう。でも、≡君彩≡ひいては矢吹可奈にとっての『あなた』はジュリアだろう。ジュリアのプラリネが道標となり、≡君彩≡のプラリネが形作られる。構図が美しすぎる。

後ろ指さされるくらい怖くなんてないでしょう?もう
夢は目を開いて見るものとあなたが教えてくれた

ミリシタのメモリアルコミュで明かされているが、矢吹可奈は小さいころに合唱教室の先生に向いてないと言われてショックで教室をやめた経験がある。

そんな過去を乗り越えてアイドルとしてステージに立つ矢吹可奈には当てはまりすぎる歌詞である。もう怖くない。可奈らしく光り輝いてステージに立ってこう歌うんだ。

 

ねえ 少し笑って時々泣いて 今よりもっと強くなれるから
未来はきっと子供みたいに信じるほどに光るよ

 

光るよ

実際の年齢より落ち着きがなく子供みたいと評されることのある矢吹可奈だからこそ、そして、ジュリアの一番弟子の矢吹可奈だからこそ、このステージで過去など恐れず輝くのだ。

この≡君彩≡の歌うプラリネの最後の「光るよ」は本当に矢吹可奈のための歌詞だったと思う。

 

 

ありがとう。プラリネ。ありがとう、ジュリア。ありがとう、≡君彩≡。

 

 

 

パンとフィルムもめっちゃよかったんだけど、もう感想がReTaleで言ってることと同じで、現地での記憶もプラリネにやられ過ぎて朧げなので省略。パンとフィルムももちろんだいすきだから、もう一度現地に戻してくれ……頼む……。

 

さいごに

これ以外にもミリオン8thはもう本当にみんな楽しかったので、アーカイブ今からでも遅くないので買ってみてね。

現地行った人も買ったほうがいい。記憶が新鮮なうちに見返すと記憶蘇るからおススメ。

2日目のいちぽむも最高だったからこれについても書きたいなぁ……

でもそれ以上に≡君彩≡を描きたい……

では、またどこかで!