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Poppin'Party×Morfonica Friendship LIVE「Astral Harmony」が最高だったという話をオタクがする

お久しぶりです。ざぎです。

Astral Harmonyの感想を書いてゆきたいと思います。

まず、感想を書く前に、Breakthroughの感想記事が書きかけでもう4ヶ月も間が空いてしまい、先にアスハモの感想を書くことをお許しください……ラウクレ2記事のあとに書きますので……

では、さっそく内容について触れてゆきましょう。まずは当日よりも前の話から。

 

開催背景

開催は2021年2月23日の横浜アリーナ。前日には「Rausch und/and Craziness Ⅱ」、通称ラウクレ2が開催され、いつものごとく大盛況でした。

20年の3月あたりから相変わらず猛威を振うコロナは、長期化してきたこともあり、封じ込めがうまくいかなくなりました。そして、感染者が増え、21年1月8日より東京、埼玉、千葉、神奈川に緊急事態宣言が出されます。

8thやBreakthroughの開催時は非常に感染者数も落ち着いており、マスクと三密回避以外はある程度日常を取り戻しつつあるという感じでしたが、今回の開催時期は多少感染者数が減少傾向にはあるとはいえ、緊張状態の中での開催となりました。

正直同月の前半に開催を予定されていた、ブシロック、バンナムフェスが開催延期を宣言していたこともあり、ラウクレ2もアスハモもやらんだろうなと予想していましたが、開催されました。

これの理由は恐らくですが、アスハモの約一週間前におなじ横アリでflipsideが有観客でライブを開催したことにあるのかなと思ってます。flipsideがやめたらやめるみたいな基準を作っていたのかもしれません。

ちなみにflipsideがなぜ開催したのかは知らないので、詳しい方は教えていただけると幸いです。

と、このような情勢の中での開催でした。いつも以上に気を使って感染対策をして開催されたのだと思います。

まあ正直待機列は人の距離近いし多少危ないかなとは思いましたが、会場での演者と普段より距離がかなり離れていたり、アルコール消毒液がいたるところに置かれていたり、その他さまざまな感染対策がなされていました。

それと自分のいたって個人的な開催に至るまでの背景も少し話します。

まず自分は、20年11月30日から21年1月28日まで、持病の悪化のため治療で入院をしていました。別に命に別状がある感じではないです。気になる人はUCと検索してみください。ともかく二ヶ月も入院していたわけです。

病室のある7階を歩き回ることは可能でしたが、走る等の強度のある運動は行えず、おかげでただでえなかった体力は皆無になりました。どのくらい体力なくなっていたかというと、駅の30段くらいの階段で足は上がりにくくなり、息切れもし、平地で走れば3分で腰を下ろしてしまうほどでした。

そんな状態から半月で体力ゴリゴリになくなるロゼRASのラウクレ2を乗り切り、アスハモにまでやり切れるのか、まずはそんな不安がありました。

そして先ほど話したコロナに関して。8th、Breakthroughはともかく緊急事態宣言という黄色信号の時に外に出て感染したら、色々迷惑がかかるという不安もありました。

けれど、行くことに決めました。

なぜなら、もうバンドリのオタクに完全になった自分に、二度とない『現地参戦』を逃すという選択肢はなかったからです。

体力が死のうと、リバイバル放送やDVDで「行けばよかったな」と思いながら見るよりは楽しいです。仮に会場に行ってコロナにかかって死んでも、別に自分は生きる理由がライブと百合なので別に生きている間に行きたかったライブには行けたことになるのである程度納得して死ねます。ライブに行ったことを咎められて何かしらの処罰があっても、行けないこと以上の苦痛にはなるわけがありません。コロナを移して誰か感染させるリスクはありますが、毎日の検温、最低限の外出で対策をてリスクを最小限にします。というかしました。開催から2週間、外出はスーパーに行くだけにしました。

このようにあまりいい決断とは言えませんが、逆らえないのです。生き様がこれなんです。ライブがあって手元にはチケットがあるなら行ってしまうのです。

だからオタクしているんだろうな……

 

その他ルール等に関しては8thと同様で変更なし。

会場も同様に客入りは半分程度という感じでした。もはやこの異常なルールにも慣れてきている自分がいました。

 

開演まで

今回の会場は横浜アリーナ。最寄りは新横浜駅横浜駅で路上ライブをしていたさえチが、breakthroughで横浜でライブができることを喜んでいたこともあり、魂が神奈川県民の自分も嬉しかった。

そして、嬉しかったのはもう一つとてつもなく大きな理由がある。というのも今回はポピパとして初のプレミアムシートであるからだ。演者との近さはライブの楽しさと単純に比例するし、なによりもだいすきなポピパがいるライブでのプレシというので、舞い上がりまくっていた。というか、一周回って会場はいるまで実感なさすぎて、むしろテンションが普通になっていたりしていた。

ただこのプレシ、もともとの譲り先とひと悶着あった後に奇跡的に手に入れたプレミアシートなのだ。(詳細は省く)

そして、保険のチケットを譲っていただいた冴月さん、そのチケットをプレシと交換して頂いたHさん、代金の建て替えをしてくれたMさん、本当にありがとうございました。本当に最高に楽しかったです。この記事で改めて感謝を伝えたいと思います。

 

そんな感じで、今回は一人での参戦ということで、初めての試みとしてフォロワーのかくがねさんと開場前にリアルエンカウントしてお話を40分ぐらいさせてもらった。

他愛ない話に、ライブやバンドリの話をしていた。自分よりもかなり昔からバンドリのライブに行ってて、そういう話を聞けてとても興味深かった。自分が普段話す人たちで自分と同時期ぐらいからライブ参戦している人ばかりだったから、6th以前の話は面白かった。

あと、やはり生で話すのはとてもよい。あたりまえのことではあるけれど会話のペースがツイッターの比ではない。40分くらいではあったけれどたくさん話ができた。

楽しかったから、今後は他のフォロワーともエンカウントしたいなと強く思った。

もしもこのブログ見てる人で良ければ、ぽぴばん、バンドリドーム、JUNCTION A-Gでエンカウントさせてください!

 

そして入場。これまで受け取ったことなどなかったプレシのグッズのロンTを受け取り、席に着く。自分の席は前から20番前後の、りみりん側ほぼ端だった。プレシでも真ん中あたりで、りみりんがすき(推しかと言われるとまた難しい)で、Ayasaさんのあのバイオリンを近くで見れるので最高の席だった。

開演まで時間があったので、チケット譲っていただいたHさんとも前日の感想だったりを、OAがないを確認しながら話していた。ライブ前は人と話してるの普段の5倍増しくらいで楽しいのよな……

 

それから、開演の15分前くらいに席に戻り、ワクワクしながら、開演を待っていた。

この頃には完全にプレシだという事実を十二分に理解していて、何度もブレードと水とタオルを確認して、公演中に下手なミスしない様いつも以上に気にしていた。

ライブ前の高揚感というのは、本当にライブ前にしか味わえない特別なものであるが、プレシとなるとさらに格別になる。

失敗もありながらも、金色に輝き、見事に咲き誇った8thから、難しい数々のカバー曲を力強く歌い切ったcantabileを経て、大きく成長し続けるモニカの姿を8thぶりに見れる興奮。

後輩の手を引く先輩として立つという今までにはなかったポピパの姿が見れるだろうという期待。

そしてそれをスクリーン越しで無く肉眼で確認できる喜び。

そんなものたちを感じながら、開演をまだかまだかと待っていた。

 

開演-Morfonica-

最初に出てきたのはモルフォニカだった。暗幕が上がって真っ暗な中でもキーボードがないのが確認できたから、モニカのメンバーがステージに揃う前に準備ができた。プレシであることが早速生きていて、軽く感動を覚えていた。

ただ、3曲毎くらいで交代を繰り返してくると予想していたのが打ち砕かれたのは少し悲しかった。

そして1曲目が始まる。

1.Flame of hope

新曲からスタートと最初から全力の姿勢が伺える。前日にRASが同じく新曲始まりをしている。

そして自分は演者との近さと、あまねすの半端ない力強さを『理解らせられていた』。

8th、cantabileの配信を聞いて思ったのは、ステージに立つあまねすの歌はガルパやCDよりもパワフルで深みとがあるということだったが、改めてあの席で生音を聞くと、そんな文字上以上のものを否応なしに理解らせられるのだ。

強いのだ。ただひたすらに。月光花で詳しく後述するが、感情が乗るライブのあまねすの声は、こぶしが効いて地声の低さも相極まり低音が力強く響く。それが腹に響いて、それを強さとして体で感じるのだ。そしてそれがたまらなく幸せだった。

 

そしてもう一つ、Ayasaさんがとてつもなくお美しくて、それでありながらも激しく、力強くてずっと目を奪われていた。

リバイバルでも過去の映像でもよく見てほしいのだが、あの女性らしく流線型で滑らかで綺麗でありながら、リズムに合わせて激しく力強く髪が、バイオリンが、体が動くのだ。いやらしさなんか微塵も感じない、「美」として一つの形をとっているようにすら思える。男であの動きができるやつはいないだろう。そんな、Ayasaさんだからできる、激しいリズムと女性らしさの中間でバランスを取っている完成された姿から目が離せなかった。

初めてのプレシでどこ見ていいのかわからなくて、とにかくもう目について仕方のないAyasaさんとあまねすのことばっかり見ていた。そのため、これ以降の感想もこの二人のことだらけになるので、ご了承いただきたい。

 

正直このFlame of hope、前述した強さに関しては、これからやってくる曲からしたらまだまだではあるのだが、初めに聞いた曲はどうしてもとても印象強く残る。そのため、楽しさも相極まりこの時点である程度泣いていた気がする。

 

2.CQCQ

生で聞きたかった曲その1。念願叶いまずは、大喜び。

cantabile見ててめっちゃカッコよくて、行かなかったことを滅茶苦茶後悔していたから、今回こんないい席で聞けて大満足である。

サビまでの低いところからのサビの盛り上がりがたまらん。モニカのカバーはあまねすの低音が効き放題なのが素晴らしい。

モニカのオリジナル曲は倉田ましろは地声が高いということになっているため、倉田ましろらしく高音で歌う必要があるが、カバーはカバーに合わせる必要があるため力強い低音がよく聞ける。オリジナルとカバーでバランスが取れていてとてもよい。

 

ここのMCで確か衣装に触れていたと思ったので、衣装について話そう。

衣装については、アスハモのトップの絵に使用されている衣装で、ガルパで言うとましろは「情熱、伝わる想い」の衣装、つまりflame of hopeの衣装である。

露出が減らされていたり、各メンバーで蝶のアクセサリーが付いていたり、立ち絵では見えない背中に蝶をかたどったリボンがあったりと多少のアレンジが加えられているようだった。

肉眼で全員見れたので、ここぞとばかりにガン見した。もう二度とあるかわからない機会なので許してほしい。

 

3.月光花

生で聞きたかった曲その2。世代ぶっささりでcantabileの配信で聞いてから生で聞きたくて仕方がなかった。

ブラックジャックは当時時々見てて、その時に見たのかそのあとに何かのOPまとめ的なので見たのか分からないが、ともかく昔から何度か聞いていた曲で思い入れもそこそこあり、それでかつ曲が滅茶苦茶カッコいいのだ。

あまねすに関しては低音がとてもすきなのだが、月光花はその低音をどの曲よりも浴びることができる曲だ。サビなんか低音で力強く響かせてくるので最高だった。

それと、この曲以降で気持ちこもっているなと思う箇所がいくつも登場していたようにおもった。記憶も薄れつつあり、勘違いかと思うかもしれないが、とてもよかった。音程から外れたりしているところもあったが、リアルなあまねすの感情を見れるというのはライブならではで、それがプレシでモニターに頼らず自分の好きなタイミングで表情を確認したりしながら聞けたというのはとても贅沢な体験だった。

一番わかりやすかったのは深海少女、次点でnevereverlandと月光花だと思う。オリジナル曲よりも声の出しやすい低音の多いカバー曲に影響が出やすいのかもしれない。曲毎にある程度は触れるが、これはリバイバル等でぜひ直截確認してもらいたい。

 それと月光花はAyasaさんの見せどころでもあった。激しいリズムでキレのあるバイオリンも素晴らしいが、静かに音を響かせる月光花は弦が震えているのが見えるようで、一段と素晴らしかった。

 

4.金色へのプレリュード

モニカの成長に少し涙してしまった曲。

悪天候を晴らして、文字通りに金色に包まれていた姿に感動した8thから半年ぶりに聞いた金色だが、なんだか成長というか「ああ、なんだか、立派になっちゃって……」みたいな気分になってしまった。

8th当時は初ライブでトラブルもあり、がむしゃらというか、必死にステージに食らいついていたようなライブであったのが、今はどうだろうか。立派に難しい歌の数々をこなし、余裕までは感じ取れないものの、楽しそうにしてステージで輝いている。

そんな姿をみて、本当に彼女らの成長を感じ取ってしまって胸を打たれてしまったのだ。

まあ、こんな風に上から目線で「成長を感じた」なんか言っているが、8th当時ですら身長と体重以外で彼女達よりも優っている点はなさそうだから、何様なのだろうかというところではあるが。

 あとこの曲はブレードを黄色がいいんじゃないかなと思う。あまり黄色は見えなかったけれど、いつかブレードで金色に包まれたモルフォニカを見てみたいと思うのだ。

とはいえ個人的なエゴなので別に強制だとか思わず自分の好きな色で自分が好きなように動きましょう。

 

5.LEVEL5-judgelight –

レールガンメドレーはやるだろうと予想したうえで、予習をしてきて大正解だった曲。

flipsideはほぼ公式のようなレベルで明確なコールがあり、7thのポピのonly my railgunではかなりしっかりとコールがやられていたので、プレシでミスったりしたらダサいなと思いしっかり予習をしていた。

とはいえ、実際の会場ではわりとそのコールをやっている人はそこまでいなかったので、予習しなくても問題は全くなかった。ただ、やはり予習して動きが分かってると局の途中で「コールはどうするんだっけ?」みたいな心配がいらずに楽しめるから予習してきて個人的には正解だった。

 この曲はギターとバイオリンが滅茶苦茶いい。原曲からカッコいいギターと、メロディを補強するように自由に奏でるのがハチャメチャに良い。

中学高校の頃から聞いていた曲なのもあって、テンションが滅茶苦上がって最高に楽しかった。

そして同時に体力の限界が早くも顔を出しつつあった。

 

6.深海少女

生で聞きたかった曲その3。

この曲は低音が最高だったのと、月光花で触れたように感情がこもっていたのが最高だった。

最後の「この海を出て、今、飛び立つのーahー」のところahーがすごい分かりやすい。ボカロカバコレの比ではない。感情はいりまくってて、「この海を~」からのだんだんと来る盛り上がりが指数関数みたいで、最後まで声が伸びる前にとぎれてしまっていたくらいだった。

もしかしたら、あまねす本人はそれが失敗として映ってしまっているかもしれないけれど、観客である自分としてはそういうライブならでは、そして全力で曲をやっている姿が見たくて仕方がないのだ。

ここまでのライブで楽しくて感受性ぐちゃぐちゃになっているところに、生の感情を叩きつけられて、本当にライブって楽しいってなるのだ。

今後もあまねすにはもっと感情を叩きつけてほしいものだ。できるものならいつかオリジナルでももっと素直な感情を叩きつけてくる日を待ってる。

 

7.Daylight -デイライト-

前日のようにポピと共に歌う曲になると思っていたので予想外ではあった。Ayasaさんのバイオリンを一番よく見た曲であるがゆえに生でみるとまた違った感動があった。


8.ブルームブルーム

咲き誇ったという表現がふさわしい曲。これは堂々と笑顔でやり切った8thのラストの時とも姿が被るようだった。

それとこの曲はエンディングテーマみたいな曲調だなと思う。やさしく響くのがとても心地がいい。

また、この曲はあまねすが指折りしてゆくのがすごいすき。1から始まり5になって、桜の花びらになるのが天才かと思う。

9.Nevereverland

モニカの中で一番楽しくてテンション破壊された、生で聞きたかった曲その4。

最初のカッコよすぎる英語から、一気に激しくなるリズムに早速テンションを破壊された。Ayasaさんのキレのありすぎるバイオリン、間奏で踊るようにリズムに乗るあまねすが、畳みかけるような勢いのリズムと共にやってくるのだ。とんでもなく楽しい。

サビのちょっと高めのところから、「I know that this is what I want this is what I need」で一気に下がって力強さが見えるのがめちゃくちゃすき。

二番のサビからラスサビに続いてゆくゾーンもすごい好き。ラスサビ直前で一気に上がるところはテンション差が激しすぎて壊れる。

ずっと横ノリで小刻みに跳ねながら体でリズム取って、ブレード全力で振って、とにかく楽しくて、体力は一度ここでゼロになった。

 

 10.ハーモニー・デイ

新曲をやると完全に思ってなくて、完全に予習不足だった。ラストにして最大の後悔。

でもいい曲だったなと。いつかリベンジさせてほしい。 

 

こうしてモニカの出番はひとまず終了となった。

正直、モニカの力は予想以上だった。

8thの会場で生ですでに聞いていたのも、たった5曲のセトリでなにがわかるのか?というもので、初めて長いセトリでモニカの世界に触れて、素晴らしいバンドだと強く思った。

どうしても第四のリアルバンド、後輩バンド、というイメージがあるが、ここまでで語ったように、そんなイメージを感じさせない演奏、表現をしていると思う。

楽器の知識が皆無に等しいから、人によってはまだまだとか思うのかもしれないが、自分の耳では3バンドと変わりない音が出て、モニカにしか持っていないものを十二分に出していると強く感じた。

 

さあ、後輩はここまで最高の舞台を作ってくれたのだ、先輩であるポピパは何をせてくれるのか。

開演-Poppin'Party 

幕間で、倉田ましろから、サークルで初めてポピパを見た時の私みたいな子達がいるかもしれないのでその子たちに力をあげてください、というような(超うろ覚え)言葉があった。

その言葉を受けて、最初に先輩であるポピパが打ち出した曲は……

11.ミライトレイン

ミライトレイン(今見ても驚きの順序なので確認の為にもう一度)。本来泣かせに来る曲ととらえられることが多く、落ち着きつつある後半や〆に持ってきていた曲ではあった。そのうえで、それを序盤にというのは驚きであった。

下記の8thのブログで感情の奔流にやられて死んだことやら曲の意味について話しているので、できればそこでミライトレインについて一度解像度を上げてもらってからこの続きを読んでほしいのだが、このタイミングでミライトレインという曲をしたのは意図的であり、このタイミングが最高のタイミングなんだと思った。

zagi1407.hatenablog.com

ミライへ続き、輪を広げ、どこまでも続く環状線。それがポピパであり、みんななのだと歌うこの曲で、先輩としての自分たちの姿を後輩たちに示すのと同時に、倉田ましろの言っていた「いつかの私たち」に誰かと繋がることをこの曲を通して伝えたのだ。

モニカのからのバトンをしっかりと受け取りつつ、この姿を観客に見せたポピパに思わず泣いてしまった。解釈が一致しすぎて。breakthroughではもう泣かないとか言っていたけどダメだった。

またこれも感情の奔流なのだろう。ミライトレインがこんな少し特殊なライブで、本来のミライトレインとはまた少し違う姿を見せてくれて、それが感情を揺さぶり、そしてあいみんは観客ができないコールをしているように振舞ってくれて嬉しくて楽しい。

最高のミライトレインだった。

 

12.キズナミュージック♪

ミライトレインから畳みかけるようにキズナミュージック。自分の弱点。やられたら無条件で泣いちゃう曲。

この流れはミライトレインの2番で振り返っていた過去へ焦点を当てるということだろう。

それも、今後のセトリでわかることではあるが、辛かった時のことに関してである。

後輩の前でなぜ辛かった時の曲を?と思ったのだが、辛かった時の曲とは辛かったのを乗り越えて今があるということを歌った曲なのだ。だからここから、いろんな試練が待っているであろうモニカに「なにがあってもまた繋がれる」ということを示したかったのかもしれない。

勿論泣いた。

それと小事件というか、りみりん自分の歌のパートに間に合わなかったところがあった。確か2番終わりの「この歌を聞いたならどんな」のフレーズだったと思ったが、あいみんや後ろのへごとかとバチバチにやっていたら、自分の歌うパートまでにマイクに戻れなかったのだ。思わず笑ってしまったが、なんかもうそのあとの「やっちゃったね」みたいなのがよかったのでオールオッケー。

 

13.Returns

弱点その2。説明不要。あいみんの表情をみれる最高の機会だと思ってすごい見ていた。(さえチは割とギターに集中していて、ラストとはすごい分かりやすいさえチの見せ場以外はあいみんを見ていた)

ぽぴばんでbreakthroughは歌に集中していたけど、表情に余裕がなかったというような反省をしていて、それが生きたのかもしれないけど(breakthrough当時に表情に余裕がないとかそんなこと気付いてないので、何が変わったとかはなにもわからない)、目を細めて声を絞るように歌うのがとても刺さる。普段よく笑っている人だから余計に……

あと、最後の最後のさえチのギターの音がスピーカーから流れてこなかったということがあった。音が出なくてあいみんがやっちゃったねって表情をさえチに向けていて可愛らしかった。

気のせいかもしれないが、自分はこの最後の音をさえチのギターからは聞くことができた。何度も聞いている曲で最後の音がどんな音かはわかっているつもりだから間違えではないとおもった。

後にツイッターでさえチから最後の音はちゃんと弾いたと言及しており、そのことから音響が最後の1音を弾き終わる前に音を切ってしまったのだと推察される。

前方の席でなければこんな体験できなったのでプレシ様々である。

 

一旦MCが入ったと思ったので、衣装に軽く触れておくと、衣装はbreakthroughで着たものと一緒だった。いわゆるイニシャルの衣装だ。2度目なので特に細かい解説はしないけれど、さえチの衣装の丈が短くなったような気がした。長くて本人が少し動きにくそうにしていたので、手直ししたのかもしれない。

 

14.1000回潤んだ空

7thぶり。当時は曲自体ピンと来てなったくらいなのに、いつの間にか頭の中で歌えるくらいにまでなっていたんだと、そんな自分のどうでもいい成長を感じた。

1000回はみんな泣いていたが、自分は泣かなかった。

 

15.Time Lapse

もはやお馴染みくらいの感覚。1000回まででしんみりしていた空気を、ポピお得意の楽しい曲ゾーンへ押し上げてくれた最強曲。折角プレシだったのだから、少し振り向いて演者からの視線に近いところから赤の海を楽しんでおけばよかったな、と今更思ったり。

次プレシ取れた時は見よう。


16.イニシャル

いつの間にか完全に新たな赤曲に。曲自体が香澄の初期衝動についての歌だからみんな香澄の赤にしているのだと思うから、それでいいとは思うけど。

こうなるとこれまでのラプスからのティアドロという赤→赤→青→赤という黄金パターンに新しくラプスからのイニシャルというずっと赤のパターンや、イニシャルからのティアドロというパターンができたということか。

今後のリアルタイムセトリ予想がまた楽しくなりそうだ。

 

 

あと話が多少逸れるが、この曲でUOかなり割られているが、やっぱりバンドリはUOいらないと思った。

理由としては、まず第一にUO自体が演出として求められておらず、UOを焚く人数が少なすぎて、UOの長所の一体感がまるでない。プレシで前に約20列あるのに焚いてるのは片手で数えられる程度というのは、もうUOを焚く文化をファン内で形成するのを失敗したということで、普通に推しか曲に合わせた色のブレードを振るのが演出としても綺麗にまとまると思った。

それに正直下手が多く、綺麗に回してくれるならいいかなと思うけれど、なんか明らかに遅くて、それブレードでよくない?と思ってしまう人が多くみられる。UOは下手だと完全に悪目立ちして演出の妨げになってしまうから、やめてほしいと思ってしまう。この日の為に演者はとんでもない時間の練習をしてきたので、目立つことするなら、その人たちに見せても恥ずかしくないようにしてもらいたいなと思う。

また、バンドであるがゆえに演奏を見たいという人間がかなり多くおり、UOはその妨げになりやすく、またラウクレ2でUO飛ばしていた人が南西アリーナあたりにいたので、演出、安全、迷惑の観点からも、なくていいんじゃないかなと思う。

とはいえ、楽しみ方は個人の自由であって自分がやめろということはないけれど、楽しいからというだけでただ焚いていた人がいたら、少しだけその意義を考えてもらえたらいいかなと思う。

 

17.only my railgun

7thぶり。

この曲の前のMCでウェーブをやったのだが、そのウェーブをビリビリと表現したから、これかfinal phaseだなと予想ができた。LEVEL5と同じく予習していたから滅茶苦茶楽しかった。

7thの時は曲はわかっていたけどコール解っていなかったから、リベンジができたのも良かった。横ノリはいいね、体力なくなるけど。

このあたりで体力の底が見え始め、法被を着ていたけど邪魔になって脱いだ。

もう演者には見えないだろうし、周囲のオタクへのアピールとしてももう意味を成していなかったから、それなら動きを大きくできたほうが意味あると思ったからだ。

法被も、何のために着ているかわからなくなってしまった……よければ皆さんがこういう理由、目的で着てます!っていうのがあれば教えてください。

それとここでなぜか背筋が死んだ。ブレードの持ち方が変で、球を投げるみたいに前に向かってブレードを振るような動きをよくするからかもしれない。ともかく片腕だけあげるのなら問題はないけれど、両腕をあげると呼吸ができなくなってしまった。

さすがにちょっと退院半月でライブは無理だったのかもしれないと思いながらも、片手だけでも最後まで楽しんでやると気持ちを入れた。

18.Hello! Wink!

最高ふりガオタイム。楽しすぎてヤバい。体力とか気にせず全力で踊ってブレード振るだけ。それで今日1最高に過ごせる。ヤバすぎ。

前回breakthrough、席の前後の狭さと、周囲が控えめにやっていたのもあって、少し控えめにやっていたという、誰にも言うものでもない軽いモヤモヤを抱えていたのだが、今回はプレシということで広くて、楽しいことに全力なオタクしか居ないので滅茶苦茶全力でふりガオができて最高が過ぎた。

真横向けるくらいまでふりふりして、片足上げちゃうくらいガオガオもできて、肉眼で簡単にとらえられる距離で同じく踊っているポピパメンバーがいて、最高という言葉しか出てこない。全力で楽しむというのは本当に脳汁が止まらなくて最高。

りみりんのベースソロもカッコよすぎるしね。

あとぽぴばんで振付が新たについて、マスカレードマスカレードのところなんかも踊るというかブレード振れたのも楽しかった。

これなんだよポピパは。キラキラドキドキ、星の鼓動。純粋な楽しさが最高に自分を幸せにしてくれる。

 

19.キラキラだとか夢だとか 〜Sing Girls〜

ふりガオで満身創痍寸前だったのに次も、最高楽しい最強ソングだった。たまらん。

キラ夢はカウントダウンするところがあまりにすきすぎて、バンドリの曲の中で一番最初にコールを覚えた曲がキラ夢だったと思う。多分その次にHHPのはず。あのキラ夢のシングルはポピパ屈指の名盤だと思う。

背筋痛いのも、呼吸が辛いのも気にせず思いっきりブレード振って限界まで楽しんだ。

カウントダウンするところもいいけど、サビで横にブレード横に振るのも楽しすぎる。楽しくない瞬間がない。

 

さてここで、最後の曲だといわれてしまう。周囲を真似てブレードでばってんをつくって、「え~」と伝えている間に、次の曲を予想をする。

ここまで新曲ををやらずに来ているからphotographだと予想したが、最後の曲は意外な曲が来た。

 

20.CiRCLING

前回のbreakthroughですこし特別な曲になったのもあって、今回やるかなと思っていたが、まさかここで来るとは思わなかった。

というのも、純粋にphotographを差し置いてという意味もあったが、CiRCLINGはモニカと共にアンコール後のラストに歌うと思っていたからだ。

それは、自分がCiRCLINGはイエバンや夢撃ちというはじまりの曲とはまた違う、みんなで歌える曲になるのではないかと思っていて、それがラストにふさわしいと考えていたのだ。

理由は単純だが、輪というテーマの曲だから、他バンドとの輪を、そして観客と共に大きな輪を作ったら最高に楽しだろうというものだ。

アイマスが分かる人はThe world is all one をイメージしてもらうといい。自分の脳に焼き付いてる、バンナムフェスでいろんな作品の垣根を越えて一つになったあの曲と同じような曲になってくれたらいいなととても強く思うのだ。

 

とまあそんな願望は置いておいて、CiRCLINGはやっぱり最高である。

輪!コールも簡単で、頭の上で輪っかを作るだけ。そしてそれを3回!

和!すごい乗りやすいリズムで体が勝手に動いちゃって最高に楽しい!

環!そうして音楽のチカラでできた輪が滅茶苦茶綺麗。

個人的にすごいエンディングテーマ感のある曲だと思っている。あまり激しすぎず楽しくて、でもなんか終わりというかそんな静かさみたいなものも感じられる曲でとても不思議だけどだいすきだ。

breakthroughで最後を飾ったような飾ってないようなという感じだったのが、これでちゃんと一旦最後を飾れてよかったと思う。

 

こうしてポピパの番が終わった。満身創痍である。椅子にヘタレこんで飲んだアクエリアスが滅茶苦茶うまかったのを覚えている。

ポピパはやっぱり最高だった。6thから推しているけど毎回楽しい曲で存分に楽しめて、泣ける曲等であたらしい側面を毎回見せてくれる。絶対に最高のステージを用意してくれる。裏切らない。

それも、今回演者と近いことから「あ、この人たちとんでもなく難しいことをしているんだ」というのを感じて、そこが所以なのかな思ったのだ

勿論表情に焦りが出ていたとかそういうわけではないのだが、あのステージの上で楽器という間違えたら一発でわかるものを演奏しながら、観客に見て、喜んで貰える様にいろんなパフォーマンスを用意して、それをどこでやるかも考えて、記憶して、実行して。それでいながら歌も歌うっていうことをしているのだと気付いた。

これはどんどん切り替わるモニターではなく、りみりんがなにをしているかずっと見れていたので気付けたのだ。

そんな演者として当たり前のことのように思っていることは、自分みたいなただ見てブレード振ってるだけの男の数百倍大変なことをしているというのを肌で感じれて、同時に納得したのだ、これが楽しくないわけがない、と。

毎回「あ~楽しかった」ってライブを用意するのは絶対に簡単なことではないはずなのに、こうして大変なこといっぱいして毎回舞台で待っていてくれるポピパが本当に最高でたまらない。

一生ついてゆく。

 

ポピパが退場してからすぐにアンコールの手拍子が始まり、画面に新情報や幕間が流れる。幕間はまた二頭身のキャラたちが掛け合いをしていたのだが、その中で香澄が音楽の力(確かそんな話をしていた)について話していてとても深くうなずいた。

香澄たちが言っているような誰かとの繋がりだったりは感じられてはいないけれど、ライブが楽しすぎて、生きがいとまでなって、ここまで満身創痍になるほど熱中してるのだ。音楽の力は計り知れない……

告知に関してはバンドリドーム決定がとても嬉しかった。あやねるとみっく居ないのは本当に残念だが、2020年最大の忘れ物を回収できそうだ。

 

そうして、幕間が終わると2バンドとも登場してアンコールの1曲目が始まる。

 

EC1.Daylight -デイライト-

10人でやるとしたらモニカの持ち曲としてはこれしかない。はじまりのうた。

自分の目の前にはずっと眺めていたAyasaさんとりみりん。バイオリンとベースで背中合わせでバチバチにぶつかる姿も見ていて面白かったが、りみりんの腰の落ち方に滅茶苦茶驚いていた。

背の高くて腰の位置も高いAyasaさんが隣にいたというのもあったと思うが、りみりんの腰がもう落ちすぎてて、Ayasaさんの腰にりみりんの頭があるくらいだった。

あとあいみんがこういう歌を歌うのはとても新鮮でよかった。

 

EC2.Yes!BanG_Dream!

正真正銘ラストに来たのは、すべてのはじまりのうた。前に述べたようにCiRCLINGがよかったという気持ちもあるが、イエバンという選択は紛れもない「正解」だと思うので異論は何もない。

ここからはじまったという曲を一番最近に追加されたバンドとやるというのはなんだかおもしろいと思う。この曲ができた当初はポピパが先輩バンドとして立つステージがあるなんて考えてなかっただろうし、当時小学生だったあまねすは、横アリの舞台に立つことになるなんて思ってもいなかっただろう。

それを可能にしたのも音楽の力なのだろうと思った。

 

さいごに

 

こうして大団円でアスハモは幕を閉じた。

相変わらず体は死んでいるが、大満足であった。

こうして執筆しているのは3/12という相変わらず時間が経ちすぎな日にちなのだが、アスハモの次の日から痛くなった手首の痛みが未だに残っている。さすがになんか痛めた思うので病院に行こうと思う。まあ、次の日はパシフィコ横浜でアルゴナとジャイロのCrossingで、さらに悪化させる未来しか見えてないのだが。

体力は衰えても力尽きて倒れるということはほぼないけれど、身体はあっさり怪我をして後に引きずるということを、これを見た人は忘れないようにして頂きたい。

 

さて、次はこれの前日のラウクレ2の記事でお会いできるといいですね。

では、皆さん、いいライブ漬け生活を!